6月19日 延長回に関わる特別規則(タイ・ブレーク)」の採用について
平素より、社会人野球を応援いただき、また、日本野球連盟公式ホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。
さて、日本野球連盟では、長時間に及ぶ延長試合対策として一死満塁から攻撃を行う「タイ・ブレーク」方式を社会人野球内規に盛り込むこととし、今夏の都市対抗野球大会に採用することを決めました。
都市対抗野球大会は、出場するチーム関係各企業の多大なご尽力を賜り、社員やその家族、そして、地域住民などで構成される数千人から数万人規模の大サポーターが全国各地から参集し、華やかな応援が繰り広げられる一大イベントであることはご承知のとおりです。
従来、次の試合のために待機している応援団に配慮し、長時間に及ぶ延長試合には、サスペンデッドゲームを適用し、深夜もしくは翌朝に再開する大会規程により対応することとしていましたが、木製バット使用となった昨年、各地で延長戦が相次ぎ、サスペンデッドゲームになる可能性が一段と高くなり、複数のチームがその対応に苦慮したため、改善を求める要望が出されていました。
これを受けて、都市対抗運営委員会並びに理事会において協議を続けてきた結果、「都市対抗におけるチームと応援団は一体である。また、毎試合とも短時間の間に数万人規模の観客の入替えに協力を頂いている応援スタッフやその試合のために遠方から掛けつけている多くの観衆には最大限に配慮すべきである。」との方針を固め、都市対抗野球大会がもたらす独特の一体感の中で勝敗を決することができる「タイ・ブレーク」方式が、最良の策であるという結論に至りました。詳細についてはこちらをご参照下さい。
平素より社会人野球を支えていただいているファンや関係者の皆様におかれましては、何卒本件の主旨をご理解頂きますようお願い申し上げます。
また、本連盟では、特に不評があった入場待ち行列や入場誘導中の試合開始のについての対策として、試合開始時刻の変更も行いましたので併せてご参照下さい。