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11月13日
斗六球場
観衆3,000名
試合時間2:30
  1 2 3 4 5 6 7 8 9      
日本JPN 0 0 1 7 1 0 1           10
イタリアITA 0 0 0 0 0 0 0           0
バッテリー) ITA:●CORRADINI、SALSI、PATRONE−CAMARGO、BERTAGNON
JPN:○斉藤(JR東日本)、松岡(Honda鈴鹿)、田澤(新日本石油)−鈴木健
本塁打) 林(七回ソロ、PATRONE)
三塁打) 横山、佐々木
二塁打) 野本
第6戦の相手は、アメリカ五輪代表チームに勝利し、台湾に0-1と善戦したイタリアだった。北京五輪欧州予選で、予想外の予選落ちという結果となり、その鬱憤をW杯で晴らしているようなこれまでの戦いぶりである。日本の先発は斉藤。五回までイタリアに許したのは2安打のみで完璧な投球だった。六回は松岡、七回は田澤と共に3人ずつ打者を打ち取り、七回までに10奪三振。結局今大会初の0封試合となった。日本の打線は、日本野球を知り尽くしているカマルゴ捕手(元三菱重工広島)がブラジルから帰化しているイタリアから何点取れるかが課題であったが、五番林が3打点、九番佐々木が4打点とチャンスを確実にものにし、結局9安打と6死四球で10点を取り、今大会2度目となるコールドゲームを達成した。これで日本は厳しい予選ラウンドを勝ち抜きAグループ3位が確定。決勝トーナメントの準決勝でBグループ1位のキューバと当る組に入ることとなった。MLBの事しか知らない欧米の野球ジャーナリストの大会予想では、アマ選手だけで編成されている日本が予選を通過することは、ひとつのサプライズになるだろうと予想されていたので、日本野球のレベルの高さを世界に発信できた事は痛快である。
JPN 守備 打数 安打 打点
吉浦(日産自動車) 7) 3 0 0
鈴木勘(三菱重工長崎) 4) 3 1 0
長野(Honda) 8) 3 2 2
村上(鷺宮製作所) H8 1 0 0
西郷(三菱ふそう川崎) 3) 1 0 0
二村(住友金属鹿島) 1 0 0
林(富士重工業) DH) 3 2 4
野本(日本通運) 9) 4 1 0
横山(三菱重工神戸) 5) 3 1 0
鈴木健(日本通運) 2) 4 1 1
佐々木(三菱ふそう川崎) 6) 1 1 3
小窪(青山学院大) H6 1 0 0
28 9 10 林選手(提供:小学館グランドスラム)
今日のコメント:
中島ブルペンコーチ−1点も取られず試合が終わりました!やっと少しホッと出来ました。