試合経過:日本先発高崎は6回を投げフィリピン打線を1四球無安打に抑えた。二番手竹林も5番デル ソコロに安打を許したものの3回を無難に切り抜けた。日本打線は、初回から一死満塁の好機を掴んだものの5番多幡が併殺打に倒れ、不安を残す立ち上がりとなったが、一巡後は緊張もほぐれたのか三回表二死から日本代表常連選手の草野が適時打を放ち、二塁走者中村を帰し1点先取した。続く四回には二死からヒットと死球でチャンスを作り、八番高根澤のレフト前テキサスヒットで2点を追加した。その後、六回には伊藤、中村、西郷が適時打を放ち3点、七回にも池辺の二塁打で加点し、合計7点をフィリピン投手陣から奪った。ただ、六回途中から登板した変則左腕のデル カルサダが途中、中村、草野、西郷から三連続三振を奪う場面もあり、日本打線の左腕投手に対する弱点を露出したとも言える。 |