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W杯公式戦

10月25日 7−3 チャイニーズ・タイペイ
日本は2回に四之宮(4日産自動車)の左犠打で先制。4回は伊藤(日産自動車)のスクイズ、5回は敵失などで着実に加点した。3−3の同点で迎えた6回、高根澤(三菱ふそう川崎)の左越えソロで勝ち越すと、7回、9回は中軸の連続長短打などでリードを広げた。先発の松井(JR東日本)は3回にソロ、5回に2ランを浴びて5回途中で降板、2番手の谷村(三菱ふそう川崎)は8回までを無安打無得点の好リリーフで、9回は野間口(シダックス)が2奪三振無失点。3投手でチャイニーズ・タイペイ打線を4安打に抑えた。日本は94年の第32回大会以来3大会ぶりにメダルを獲得した。

10月23日 1−4 パナマ
日本は先発・佐藤(日本生命)が立ち上がりから苦しい投球で、3回途中降板。2番手の後藤(三菱重工長崎)は2人の走者を置いてパナマの4番・Riveraに左中間3ランを浴びた。その後は土井(日本生命)、塩崎(新日本石油)とつないで無得点に抑えた。打線は、5、8回を除き毎回走者を出したが、2併殺9残塁を攻め切れなかった。9回2死走者無しから9番・伊藤(日産自動車)が右越えソロを放ち、零封負けは逃れた。
日本は25日に台湾と銅メダルをかけて戦う。
【その他の試合】
ニカラグア 5−3 韓国
アメリカ 13−4 ブラジル
キューバ 6−3 台湾

【今後の試合予定】
10/24 7・8位決定戦
韓国−ブラジル
ニカラグア−アメリカ
10/25 決勝
パナマ−キューバ
3位決定戦(14:00〜)
日本−台湾

10月22日 2−0 韓国
日本は6回に竹原(三菱自動車岡崎)の左越えソロで先制し、均衡を破った。8回には代打・吉田(住友金属鹿島)、西郷(三菱ふそう川崎)、竹原の3連打で1点を加点。投げては先発野間口(シダックス)が6回を2安打無失点、7回からリリーフした谷村(三菱ふそう川崎)は2安打無失点で零封、韓国に3塁を踏ませぬ力投だった。
日本は23日の準決勝でパナマと対戦する。
(予選リーグでは10対4で日本が打ち勝った。)
【その他の試合】
パナマ 5−0 ニカラグア
チャイニーズ台北 2−1 アメリカ
キューバ 4−3 ブラジル


10月20日 8−6 メキシコ (延長10回)
日本は7回までに3点をリードし、試合を優位に進めたが、4長短打に失策も絡み、3点を奪われて同点に追いつかれ、そのまま、延長戦に突入。延長10回、日本は2死2,3塁から高橋(西濃運輸)の適時打で2点を勝ち越した。その裏、日本は松井(JR東日本)が無失点で切り抜け、一次リーグ7勝目を飾った。日本は、22日の準々決勝でA組4位の韓国との対戦が決まった。また、B組では、ブラジルが中国を破り、成績を4勝3敗とし、はじめて一次リーグを突破し、トーナメントに進んだ。
【A組】
ロシア(1勝5敗) 4−1 チャイニーズ台北(3勝3敗)
韓国(3勝3敗) 4−2 イタリア(1勝5敗)
キューバ(6勝) 7−1 ニカラグア(4勝2敗)

順位)1位キューバ(6勝)、2位ニカラグア(4勝2敗)、3位チャイニーズタイペイ(3勝3敗)、4位韓国(3勝3敗)、5位イタリア(1勝5敗)、6位ロシア(1勝5敗)
3位、4位は、当該対戦結果により、チャイニーズタイペイが上位。

【B組】
ブラジル(4勝3敗) 4−0 中国(1勝6敗)
パナマ(5勝2敗) 19−2 フランス(7敗)
オランダ(3勝3敗) 中止 アメリカ(5勝1敗)

順位)1位日本(7勝)、2位アメリカ(5勝1敗)、3位パナマ(5勝2敗)、4位ブラジル(4勝3敗)、5位オランダ(3勝3敗)、6位メキシコ(2勝5敗)、7位中国(1勝6敗)、8位フランス(7敗)

※オランダ対アメリカの試合は行わない。(オランダがアメリカに勝った場合、ブラジルと並ぶが、当該対戦結果でブラジルが上位となる。)

【順々決勝の対戦】
キューバ(A組1位)−ブラジル(B組4位)
日本(B組1位)−韓国(A組4位)
ニカラグア(A組2位)−パナマ(B組3位)
アメリカ(B組2位)−チャイニーズタイペイ(A組3位)

10月19日 2−1 アメリカ
B組全勝同士の対戦は、接戦の末、日本が2−1で逆転勝ちをおさめ、B組1位を決めた。試合は、先発両投手が立ち上がりから好投、序盤から緊迫した投手戦となった。アメリカは、3回、日本先発の後藤(三菱重工長崎)からソロ本塁打で先制。日本も4回一死満塁とした後、相手投手の暴投で同点に追いつき、7回には、一死3塁からこの大会で特に、勝負強い打撃を見せている1番草野(ホンダ熊本)が期待に応え、決勝点となる適時打を放った。この1点を坂本(ホンダ熊本)、土井(日本生命)、そして、最後は、松井(JR東日本)が締めて辛くも逃げ切った。
この試合で特筆すべきは、今村(日産自動車九州)と草野(ホンダ熊本)の好守備である。センターを守る今村は、初回、頭上を襲う本塁打性の打球をジャンプして好捕、二塁手の草野は右に左に再三の打球を判断良く、守備位置を変えて相手のチャンスの芽を摘んだ。明日は、2勝4敗のメキシコと対戦し、予選リーグを終える。
一方、A組は、全勝を守ったキューバと1敗のニカラグアが明日対戦、勝者が1位となる。2位以下は、ニカラグアを含めてチャイニーズ台北、韓国、カナダが2敗から3敗で並びそうだ。
【A組】
ニカラグア(4勝1敗) 3−2 韓国(2勝3敗)
チャイニーズ台北(3勝2敗) 5−4 イタリア(1勝4敗)
キューバ(5勝) 8−0 カナダ(3勝3敗)
【B組】
オランダ(3勝3敗) 6−3 メキシコ(2勝4敗)
パナマ(4勝2敗) 17−1 中国(1勝5敗)
ブラジル(3勝3敗) 7−4 フランス(6敗)

10月18日 10−4 パナマ
パナマに先制点を許した直後の3回裏、日本は竹原(三菱自動車岡崎)の2ランなどで逆転。その後も吉浦(日産自動車)の通算5本目となる2ラン本塁打や安田(東芝)や草野(ホンダ熊本)の長打など集中打で10点をあげ圧倒した。投手陣は佐藤(日本生命)、川岸(トヨタ自動車)、坂本(ホンダ熊本)、土井(日本生命)とつなぎ、強打のパナマ打線を4失点に抑えた。日本代表村上忠則監督は、「ここまでけが人もなく、非常に順調な戦いである。一昨年のW杯(台湾)、昨年のインターコンチ杯(キューバ)とコーチを務めてきたが、今回の好調な打線とその集中力には正直言って驚いている。しかしながら、これから先も一戦一戦が正念場、気を引き締めて明日の(同じく全勝の)アメリカ戦に臨みたい。」と語った。B組は、日本とアメリカが4連勝となりともにグループ4位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。また、A組では、キューバが全勝を守り、決勝トーナメント進出を決めた。
【A組】
韓国(2勝2敗) 17−6 カナダ(3勝2敗)
ニカラグア(2勝2敗) 14−3 ロシア(5敗)
キューバ(4勝) 7−0 イタリア(1勝3敗)
【B組】
アメリカ(5勝) 4−1 中国(1勝4敗)
ブラジル(2勝3敗) 2−1 オランダ(2勝3敗)
メキシコ(2勝3敗) 16−4フランス(5敗)

10月17日 8−2 ブラジル
ブラジル先発のwatanabeの前に5回途中まで無安打に抑えられたが、2塁打の高根澤(三菱ふそう川崎)をおいて、伊藤(日産自動車)の適時打で同点、6回には吉浦(日産自動車)のソロで逆転。7回再び同点とされたが、その裏、走者を3塁に置いて打撃好調の1番草野(ホンダ熊本)の犠飛で勝ち越し、8回には2死満塁から清水(日本通運)の2点適時打、さらに満塁としたところで草野(ホンダ熊本)が走者一掃のダメ押し2塁打を放ち、試合を決めた。先発野間口(シダックス)は初回先制点を許しながらも劣勢の前半を完璧に抑え相手にすきを与えなかった。7回から今夏の都市対抗橋戸賞投手谷村(三菱ふそう川崎)、そして、最後は切り札松井(JR東日本)を投入した。一方ブラジルは、日本国内のプロや社会人に在籍する選手に加え、潜在能力の高い選手が多く、強豪メキシコを破っており、全勝の日本に対しても最後に大差はついたもののあと一歩というところまで苦しめた。米大陸の五輪切符は2枚、大激戦である。キューバ、アメリカの2強に追い付くため、国内外で活躍する若手選手のレベルアップに特に力を注いでいるブラジルは五輪米大陸予選の台風の目となりそうだ。
【A組】
カナダ(3勝1敗) 5−3 イタリア(1勝2敗)
チャイニーズ台北(2勝2敗) 8−2 韓国(1勝2敗)
キューバ(3勝) 20−1 ロシア(4敗)
【B組】
アメリカ(4勝) 14−2 フランス(4敗)
パナマ(3勝1敗) 4−2 オランダ(2勝2敗)
メキシコ(1勝3敗) 5−0 中国(1勝3敗)

10月15日 16−1 中国
吉浦(日産自動車)の2本の3ランホームランを含む16安打16得点で快勝。投げても5人の継投で、中国打線を散発6安打1失点に抑えた。

10月14日 18−0 フランス
初回、日本は草野(ホンダ熊本)の先頭打者本塁打で先制。吉浦(日産自動車)の満塁本塁打など5本塁打を含む17安打の猛攻で圧倒、先発の佐藤(日本生命)から川岸(トヨタ自動車)へ繋ぎ、散発の3安打7奪三振に封じた。
【A組】
カナダ(2勝) 10−0 ロシア(2敗)
ニカラグア(1勝1敗) 5−2 チャイニーズ台北(2敗)
【B組】
オランダ(1勝1敗) 12−5 中国(1勝1敗)
パナマ(2勝) 7−3 メキシコ(2敗)

10月13日
≪小山克仁審判員も開幕≫
第35回W杯大会に日本から審判員として派遣されている小山克仁氏(海老名市役所勤務)が、13日に行われたイタリア対ロシア戦で一塁塁審を担当した。各国派遣を含む審判団は、当然ながら、期間中は、各チーム選手団とは離れて滞在し、IBAF(国際野球連盟)に指定された別スケジュールで管理される。小山審判員は、サンチアゴデクーバ(首都ハバナから空路約90分の距離)に滞在するBグループ(日本はBグループ)ではなく、首都ハバナを中心に行われるAグループの試合の担当が決まっている。決勝トーナメントにおいても、日本戦以外の試合のジャッジを担当する予定。

【A組】
イタリア(1勝) 9−1 ロシア(1敗)
カナダ (1勝) 4−2 ニカラグア(1敗)
【B組】
中国 (1勝) 6−5 フランス(1敗)
パナマ(1勝) 11−6 ブラジル(1敗)

10月12日 12−2 オランダ
先発野間口(シダックス)が、5回1失点の好投。竹原(三菱岡崎)の場外150m級の本塁打を含む4打点、草野(ホンダ熊本)の3安打、3得点3打点の活躍などで快勝。
昨年、インターコンチ杯で5−1で敗れたオランダ相手に雪辱、開幕戦をかざった。

【A組】
キューバ(1勝) 6−3 チャイニーズ台北(1敗)
【B組
アメリカ(1勝) 4−0 メキシコ(1敗)

W杯練習試合


10月11日
先発佐藤(日本生命)が、3回を無安打7奪三振の好投。安田(東芝)が2試合連続のホームランを含む5打点の活躍。投打とも順調な仕上がりである。明日12日(現地時間11日)にチームは、サンチャゴ・デ・クーバへ移動。13日(現地時間12日)の開幕オランダ戦に備える。

10月10日
キューバで開かれる第35回IBAFワールドカップ(12日に開幕)に出場する日本代表チームは、現地時間の9日、キューバナショナルチームと練習試合を行い、9対2で圧勝した。
日本は、安田(東芝)、伊藤(日産自動車)の本塁打で試合を優位に進め、先発の野間口(シダックス)も好投、中盤以降は、5人の継投でベストメンバーで臨んだキューバ打線を2失点に封じた。