坂口裕之
さかぐちひろゆき●1965(昭和40)年8月2日生、宮崎県出身。左投左打。俊足巧打の外野手として甲子園で活躍。明治大でも着実にレベルアップし、88年に日本石油(現・新日本石油)へ入社した。補強も含めて7年連続で都市対抗に出場し、93年には主将も担って黒獅子旗獲得(優勝)に貢献した。また、日本代表経験も豊富で、92年のバルセロナ五輪では銅メダルを獲得。94年に現役を退くと、2年間の社業を経て97年に監督に就任。99年の都市対抗ではベスト8入りしている。監督勇退後は、日本野球連盟競技力向上専門委員会委員に就き、昭和40年代生まれの青年指導者として初めて日本代表コーチとなった。